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ただ淡々と

  • 執筆者の写真: MDF MDF音楽館
    MDF MDF音楽館
  • 1月1日
  • 読了時間: 4分

さて、このブログは自分のものなので、感想を正直に記入する。

紅白の楽曲が発表されたときに、どうして?と思ったファンは多いはずだ。


今まで、いろいろな意味での出演があった。

ファンへの感謝、バンドメンバーやコンサートスタッフへの感謝など。

自分のことよりも、ファンや周囲を気遣う真梨子さんらしい。


ということで、真梨子さんの楽曲のストライクゾーンやセンターには位置しない

「桃色吐息」の選定は、ある意味NHKの意向であり、

また先週FBでも記載した通り、そしてくしくも司会がコメントしたように、

ソロデビュー後、もう一つメジャーになっていなかった真梨子さんを

メジャーにしてくれた曲への感謝であった。

もとより、ザ・バートコーポレーションはフォークシンガー系のアーティストを抱えていた事務所だから、元彼がいたクラフトやさだまさしさんのグレープともつながりがある。

コンサートツアーの初期のレポートを見て頂ければわかるが、

真梨子さんのオリジナルが少ないときは、ヘレン・レディが歌ったアップテンポの曲もセットリストに入っていたくらいだ。

池上季実子さんのカメリアダイアモンドのCM曲、佐藤隆さんがギター1本で吟遊詩人のように歌い上げた中近東系のイメージは、当時の真梨子さんとは全く異なる世界観である。

ある意味、仕事として歌った曲だ。


そして、今回の出演は、できる限りが画角をひいて、ヘンリーさんとの2ショット、メンバー全員が映るような位置からのショットが多かった。

そして、高音部の張り上げもなく、ロングトーンもなく

いつものコンサートどおり、当日の声の出方や力の入れ方を確認するかのような淡々とした歌唱であった。

だから、特に感動したという心の動きは自分にはない。

もとより、2024年の出演時の「for you...」の歌唱に、感動したという声が多かったらしいが、それがコンサートに行っていない一般の方の感想である。

コンサート全体の余韻の中で聴くのとは全く異なるわけだ。


そしてあれだけ特別枠を設けて、演出的にも固まったあとに出演が決まった歌がラストに来た。本来の大トリならば「瑠璃色の地球」であったろう。


坂本冬美さんの歌唱時の美少年??は不要。けん玉もドミノ倒しも、特別枠で全員がコーラスしているときの企画にすればよいだけだ。

坂本冬美さんの声が出ていない。松任谷由美さんはもうスタジオ収録の方がよいのでは。

石川さゆりさんもこぶしとドスが効いていない。

マエストロ布施明さんが、そして岩崎宏美さんの高音部とロングトーンがもうひとつだ。

つやが無くなっている。

今の歌い方? いや時間の流れは少しだけ残酷さと寂しさを漂わせてくるものだ。

堺正章さんは、自分勝手に歌い過ぎた。遅れ歌いは聴きづらい。

その中で、一番良い意味でクレバーだったのは、久保田利伸さんである。

あれは、楽曲部分は事前収録。曲紹介の時だけ生という演出であった。

矢沢永吉さんは普段聴かないのでわからないが、「既に」会場の観客も全員がタオルを持っていたわけだ。


そういう、演出との駆け引きを真梨子さんや、古くからの紅白を知っている歌手はあまり行わない。ホールの歌唱を選択し時間を削られてしまう。

どうしてMISIAをフルコーラスで歌わせずに、ダンス系を増やすのか。意味不明である。

ちなみに真梨子さんの姿は、衣装のこともあり、なぜかティナターナーに見えてしまった。

そして、手のひらの大きさが感じられた。エンディングの厚底のスニーカーも面白い。

蛍の光で真梨子さんの声を拾っていたことはある意味すごい。


というわけで

ただ真面目に歌と向き合う真梨子さんやベテラン歌手が、ぞんざいに扱われている。

もう「出場」?? はもちろん、出演する意味はない。

感謝の曲を歌い終わり、真梨子さんの「千秋楽」後の、「何か機会があったら」という出来事も淡々と無事に終了したということである。










 
 
 

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